つくばね祭結果報告
03/11/26 UP 神田哲夫

挨拶は真珠夫人。
あだ名が『腹黒ナルシスト』から『『ひきこもり』に変わった神田哲夫です。何故だろう?
因みに今年の誕生日に一輪車貰いました。少しは運動しろ、という事らしいです。
僕達は今年のつくばね祭でラーメン+肉まんのお店を出し、かなり繁盛しました。
キャンパス分割前、ヨリトモ全員で参加するつくばね祭はこれが最初で最後だと思うので
記念の意味も込め今回の報告をします。自分中心にだけど
準備
つくばね祭でメンバー募集がてらお店を開く事にし、内容を考える。
喫茶店のアイディアを一晩掛けて考えてきたがあえなく却下。ラーメンに決定。
それだけでは寂しいという理由から肉まんを追加。寒い時期だしピッタリかも
出資金として1人3,000円徴収。利益で必ず返還出来ると言われるものの、少し不安。
しかし情報センター職員である篠さんと根本さんが5,000円の出資。
流石と思いつつ、3,000円で不安がっていた自分に嫌気がさす。
味の研究中。カメラ目線が若干一名
数回の会議。その中で具もこだわりたいと、チャーシュー等を手作りにする事に。
肉や野菜の卸問屋複数に問い合わせて一番安い所と更に値切り&サービスの交渉。
その甲斐あってかある程度良い条件で仕入れる事が出来たがその殆どの店からの第1声が
「学生?(ため息)」。更に肉屋は電話する度に単価が下がっていく始末。毎年この時期は
こういった連絡が来るのだろうがはっきり言って学生舐められてます。
家が学校に近い事もあって軽い気持で「具は僕が全部準備して持っていくよ」と発言。
この事が後に大変な自体を招く事になるがこの時はまだ(俺って偉いんじゃない?)的な
脳内ナルシズム発生しまくりで気付かず
10月29日
午前中は会場のテント設営。午後から道具・材料の買出しへ。終了後いきなり我が家で試食会をする事に。
女子メンも来るので恥ずかしい物は全て押し入れにしまって準備万全!と思ったら乙葉のカレンダー貼りっ放し・・・
家具の一部というより寧ろ心の一部だったので今迄全く違和感を感じなかったが急に恥ずかしくなる。
こんな汚れた22歳の中にもまだ少年の心があったのね。
具は乾物だったり作り置きも出来たが麺は常温で保存するのが難しいので大型の冷蔵庫を持つ人を探す。
青砥リーダーの人脈から3日間保存させてくれる業者さんをGET。
あの時の業者さんにこの場を借りて御礼申し上げさせて頂きます。有難うございました
10月30日
今日は営業初日。初日はあまり客も来ず練習といった感じらしい。
ならばここでマニュアル確認や役割分担をしっかりさせていきましょう。
しかし僕の眼下には22年間経験した事のないクマが。何故でしょうか?
それは昨日7時半起きに関わらず昨夜具の準備で一睡もしていないから。
確かに徹夜で遊んだり眠れなくて夜通し起きてた事は何回もあるけど、
自分の頬に何度も平手打ちしながらチャーシューを切ったのは初体験。
この日はラーメン・肉まんとも50食程度の売上。やはりあまり繁盛せず。
11月1日
今日は土曜日。今日・明日がピークらしい。噂通りに朝イチで肉まん34個と19個の注文が。
いきなり半端じゃない。皆も呼び込み・会計・調理に分かれて一生懸命に働く。
肉まん補充中
ここにもカメラ目線の奴が
周りは頑張ってるのに僕の眼は死亡確認状態。これまでの3日間で3時間しか寝てないから?
それもあるけど、昨日の仕事終えてからカラオケで3時間、X JAPANや中島美嘉を熱唱して
テンション上がってチャーシュー作りながらずっとサザン口ずさんでたのが主な原因。
力も出なけりゃ声も出ない割と素で辛かったりして。
お店の方は昨日の倍以上の売れ行き。努力の甲斐あってかウェイティングや大きなトラブルも無く終了。
ラーメンは100食程度売れたが、ここで問題発生。2日間で150食売ったが麺の在庫が160個余ってる・・・
果たして明日1日で2日間の売上を越える事が出来るのだろうか?て言うか多分今日も徹夜
11月2日
今年の出店者の中で女の子にピンクのエプロンを着せて宣伝してたグループが。
ハッキリ言って大好きです。むしろその子達を買いたかった。
呼び込みしていて仲良くなった娘が焼きそばの店を出しているので買いに行ったらキャベツ9割麺1割で出される。
それが僕に対する答えなのですか?こういうのって何回経験しても慣れません。
突然趣味をカミングアウトしたけどもラーメンの売上は?と思ってる人も居るかもしれません。
はい。ラーメン160食弱完売です
この日は朝から客が途切れる事無く、肉まんとラーメンスープは発注分が途中で無くなるという事態に。
新たに買い足してこなして行くも、3時過ぎに具が無くなったのには驚いた。
最後だから多めに入れてサービスしてあげようと思ったのだがそんな余裕は微塵も無くなる。
皆ほとんど休憩もせずに頑張って3時過ぎには残り30食程度になる。もう売れないかな、と思って
諦めかけていたその時、トークイベントのゲスト中尾彬到着。イベント終了後、そのお客さんが大挙する。
具が無かったのでチャーシューの代わりにゆで卵を入れたりするも結局足らなくなり
最後には素ラーメンを出して乗り切る。その追い上げのお陰で肉まんと共に完売する事が出来た。
彼はばね祭に笑いを、ヨリトモには売上を齎してくれました。素晴らしい人間です。マフラー以外は
結果報告
収支損益 |
食材費 | 46,137 | 売上高 | 101,650 |
用具費 | 17,957 | 雑益 | 4 |
事前検査料 | 4,900 | | |
純利益 | 32,660 | | |
合計 | 101,654 | 合計 | 101,654 |
3日間の結果を簡単にまとめた。出資金を返して貰ってもこれだけの利益が出た。
利益はつぼ八での打ち上げに消えたが、それだけでは足りず1人2,000円の出費。皆飲みすぎだよ。
この結果は参加してくれたヨリトモメンバー全員の協力無しでは無し得なかった筈だ。
リーダーシップと人脈を発揮してくれた青砥リーダー
船橋から朝早く来た中島。
麺の湯切の達人となった相場。
松戸から癒し系姪っ子を連れて来た金澤君。
他の店と掛持ちで忙しかった向後君。
英語で格好良く通訳してた福原君。
福原君と共に予定より多く働いてくれた安曇君。
バイト直前、少しでも働こうとしてくれた横山君。
他の店からスカウトされる程の呼び込みをしてくれた塚本君。
塚本君と肉まんをしっかりと管理してくれた海老原君。
力仕事や雑用を嫌な顔をせずこなしてくれた戸田君。
そして店は手伝えなかったが宣伝をしてくれたり毎日何個も買ってくれた他のメンバーも含めた
全員の協力があったからこそこれだけ売れたのだと思う。今年で僕達は卒業し、新校舎に
移る人も居るのでこれだけの規模でイベントを行う事は無くなるかも知れないが
今年皆で協力しあった事をずっと忘れないで欲しい。それだけが僕達卒業生の願いである。
そして最後に個人的に言いたい事が1つ。
30〜2日までの4日間、7時間しか寝てない