アルルのローマ帝国時代の闘技場 (2010年)
アルルといえば何だろう、私にはすぐにゴッホの耳切り事件が思い浮かぶ。また『アルルの女』のドーデやビゼーも思い浮かぶ。どれも穏やかな印象がない。しかし、レストランで食事をするために夜のアルルの町を歩いたら、人通りも少なく、さみしいほどに静かだった。もっとも、2月末という季節外れで観光客が少ない時期ということもあろうが。
右はゴッホの「夜のキャフェ」。場所は違うが、昔の方がにぎやかなのかも・・・ローマ時代の歴史遺産が残る旧市街のこの辺りは、レストランもキャフェもわずかしかない。
アルルの郊外に再建された跳ね橋。交通の便が悪いためか、私たちの他はだれも見かけなかった。近くにキャフェもないので、市が期待したほどの観光効果は上がっていないに違いない。