フランスのほとんどは、紀元前1世紀のカエサル(シーザー)によるガリア征服によってローマ帝国にくみいれられたが、プロヴァンス地方やニームのあるラング・ドック地方は、それ以前にすでにローマであった。番号2のポン・デュ・ガールは、ニームの町に水を供給するために作られたものである。現在でも町の何箇所かにローマ帝国時代の遺跡が残る。その中で最大のものが、この闘技場である。