レピュブリック広場(共和国広場)とマリアンヌ (2010年)

 フランス(La République françaiseフランス共和国)の象徴はマリアンヌ Marianneである。フランス革命時、その原動力となったサン・キュロットがかぶっていたフリージア帽を必ずかぶっている庶民の女性で、自由の女神でもある。フランスのウィキベディアによれば、名前の由来は、18世紀平民女性に最も多かったマリー Marie とアンヌ Anne という二つの名前を合わせたものだという。この像では、右手に栄光の月桂冠を持っているが、手の方はとくにきまりがなく、何も持っていない場合もあるし、国旗や槍を持っている場合もある。マリアンヌは、フランス政府関係の公式HPには必ずつけられているので、下のマークを見たら資料の出所は安心と思っていい。

  

 左は有名なドラクロワの自由の女神マリアンヌ、右はリヨンのペラーシュ駅前カルノー広場にあるマリアンヌ。ライオンをなでている。