ポンピドゥーセンター (2005年)

 建物自体も現代美術である現代美術館であり、関係資料を集めた図書館もかねている。この建物も、エッフェル塔同様、建設当時はパリの景観に合わないと、大きな論議の的になった。しかし、年月がたてば自然に落ち着くもので、いまや立派にパリの名所のひとつになっている。ことに、現代美術館前の広場には、大道芸人が多く集まり、様々なパフォーマンスをすることで有名になった。センターの中に入るのではなく、それを楽しむのが目的でやって来る観光客も多いと聞く。

 2005年3月、私たちが訪れたときは、あいにく芸人はひとりふたりしかおらず、にぎやかな様子は見られなかった。もしかすると、この季節は、もっと暖かい南スペインの方が、客も多くていいのか、むしろバロセロナでそうした大道芸人を多数見かけた。

   

 上4枚は、バロセロナで見かけた大道芸人。他にも、じつに様々の「生体彫像」がいた。

 ポンピドゥーセンター脇の噴水。これも現代美術