イギリスと共に、ブルターニュは先史時代の巨石文化の遺跡で有名である。そのひとつ、ラガジャール列石を見に行く途中、漁港カマレを通りかかった。入江を隔ててみると、独特のたたずまいをしている。ヴェネチアの周囲にありそうな漁港の雰囲気である。
写真のように、カマレ港は先端が島のようであるが、実はちゃんと陸とつながっている。角度によってこのように見えるのである。
錆びついた50センチ四方ほどの標識が一枚立てられいるだけで、ラガジャール列石は原野にただ立っていた。貴重な遺跡とはまったく感じさせない自由さである。都会と異なり、ここではこれで十分安全なのだろう、、、か。