丘の上からカンカルの漁港を見下ろした景色である。潮が引いて、漁船が干潟の上にドッシと載っている。ノルマンディーでよく見かけた光景である。
19世紀前半のバルザックの時代、パリに「ロッシェ・ドゥ・カンカル(カンカルの岩)」という有名なレストランがあった。沖(写真右端)に見えるのが、その名のもとになった岩、ということになるのかもしれない。