読んでないとは言わせない
どんな話だったか覚えていますか?
時代を超えて親しまれている12冊を集めてみました。
大人になって読んでみると、また違った感想があるかもしれません。
いつものカバンに文庫本を入れて、気軽に名作文学を味わってみませんか?
- 「竹取物語」
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竹から生まれた「嫋竹(なよたけ)の赫映姫(かぐやひめ)」(実は月の人)は、それはそれは美しい娘に育ちました。
噂を聞きつけた5人の貴公子が求婚するも、それぞれに無理難題を吹っ掛けられて袖にされ、姫は月へと帰ってしまいました・・・とさ
1000年前、日本最古の超ファンタジー。はてさて、姫は一体何をしに地球へ来たのやら・・・???
- 「坊ちゃん」 夏目漱石
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やんちゃで問題を起こしてばかり、両親から可愛がられた思い出もない幼少時代。
しかし両親は相次いで亡くなって、屋敷もなくなり可愛がってくれた召使の清に家を建ててやると四国の中学校教師として就職したが、田舎教師達の洗礼を浴びることに・・。坊ちゃんが教師に付けるあだ名のセンスが絶妙で、世の中を斜めに見ている文章が痛快な物語。
- 「羅生門」 芥川龍之介
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国語の教科書で読んだことがあるという人も多いのではないでしょうか。 元になった『今昔物語集』の「羅城門登上層見死人盗人語」では淡々と物語が進みますが、この「羅生門」では死体の髪を抜く老婆と出会ったことにより一人の青年が盗人になるその瞬間とそれまでの心の機微を読むことができます。二つの話を読み比べてみるのもおすすめですよ。
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