生成系AIのビジネスや日常生活での活用が広がり,
さらにデジタル化とグローバル化が不可逆的に進んでいる今日において,
私たちをとりまく社会や産業の在り方が大きく変わってきている.
そのような背景において,本学では1年生全員を対象に,
文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育
(Mathematics, Data Science and AI Smart Higher Education :略してMDASH)」
プログラム認定制度(リテラシーレベル)モデルカリキュラムに準拠した科目を設定している.
必修科目「情報リテラシー演習/データリテラシー演習」である.
特に生成系AIの普及拡大が目覚ましい中でその核となる「数理・データサイエンス」教育は
デジタル社会の基礎知識(いわゆる「読み・書き・そろばん」的な素養)として捉えられ,
全ての学生が身に付けておくべき素養であるといわれている.
そこで,必修科目の「データリテラシー演習」で学修する内容をさらに掘り下げて,
あるいは拡大して理解したいという学生のために,本科目を一般教養科目として設置する.
- なぜいま,数理・データサイエンス・AIの理解が求められているか
- 社会ではどのように活用され,そして新たな価値を生んでいるのか
- AIの得意なところ,苦手なところを理解し,人間中心の適切な判断が出来ること
- 社会の実データ,実課題を適切に読み解き,判断できること
など,日常の生活や社会生活のさまざまな場面で,これらを実際に道具として上手に活用する
ことが出来る基礎的素養を修得することが求められている.
そこで,数理・データサイエンス・AIの専門分野を志す学生の基礎教育としてという
のではなくて,あらゆる学生がまさに今むかえている新たな時代で活躍するにあたって
身に付けておいてほしい教養教育の1つとして,単に講義内容を聴講するにとどめずに
学生が主体的に考え,またその考えをまとめ上げていくことを中心に学修をすすめる.