10月6日(日) 日本大学戦 熊谷グラウンドにて

前日に行われたジュニア選手権の中央大学戦は、5412で快勝、失点はあったが、RKUらしいハードなディフェンスとダイナミックな攻撃がみられた試合だった。

 先週に引き続き、Aチームは今週も熊谷グラウンドで、日本大学戦と試合だ。試合は曇り空の中で行われた。誰もがジュニアチ−ムに引き続きAチ−ムが『今日こそは必ず勝つ』と、信じていた。

今回は前回に比べ、たくさんの応援してくださる関係者の方々や、父母、OBOGが、観戦に来ている。

私は、部員全員で戦う気迫と昨年度とは違うフィフティーンの勇姿を見てもらいと心から思った。

そんなことから始まった日本大学戦。キックオフ早々、わが流経大の大チャンス。敵陣ゴ−ル付近でペナルティ−のチャンスを得たのだ。キャプテン栗原のキックは、成功し3点を先取した。しかし、前半3分、ラックから左中間にトライを取られてしまったのだ・・・続く前半8分ペナルティ−ゴ−ルにより2点を取られてしまい、続く10分の間に2本もトライを取られてしまった。そして前半30分に、またしてもペナルティ−ゴ−ルを取られ、253で前半は終了した。

『一体どうしたのだろうか?』昨日のBチームの試合とは違い、元気がないようにも見える。Bチームの選手達は、プレーの声だけではなく、仲間に勇気を与えるコミュニケーションを常に図っていた。そして決して自分達の陣地にいれさせまいという気迫がとてもかんじられた。しかし、それに比べて今日のAチームは、とても静かだ。私は苛立ちと不安を覚えた。しかし、わたしは気を取り直し、後半、精一杯応援することに心を傾けた。

  点差は22点。RKUなら後半で取り返せる点差だ。先週の二の舞には、決してなって欲しくない。流経大の代表として大きなプレッシャ−があるかもしれない、しかし後半は落ち着いて自分達のプレーをしてほしいと、強く思った。
日本大学
13-40
栗原のキック(10)

 後半が始まり11分。またしても後半の初トライは、日大。

しかし、粘りに粘った甲斐があり、やっと流経大の波がきた!流経大ボ−ルのラインアウトからバックスに展開し、森竹が中央にトライ。やっと流経大のトライが見ることが出来た。『いけいけ、この調子だ〜!』そして、後半34分、流経大の土生がドロップゴ−ルを決め、3点を返した。点差は19点となった。時間も残りが少なくなってきた。これ以上、点差を広げられない、あとはトライを重ねるのみ、と思っていた矢先、相手に試合を決定するトライを取られてしまったのだ。インジャリティータイムは2分間。

最後の最後にペナルティ−を犯し、3点を与えてしまい、ここで試合は終わってしまった。結局、4013で負けた。これで2敗となってしまった。

 今回の試合でペナルティーの多いチ−ムが負けるという私の法則は崩れた。流経大の方がペナルティーは少なかったのだ。なのに、なぜ負けたのか?

ディフェンス?気迫?プライド?

つぎの試合ですべてを忘れさせてくれるだろう。そう私は信じている。

 次は1120日、去年の大学日本一、関東学院大学だ。RKUのフィフティーンには、死力を尽くして頑張ってほしい。そして、Bチームが見せた相手を圧倒するような気迫ある試合をAチームには是非、見せて欲しい。

『勝ちたい!勝って欲しい!』

勝たなければ、始まらないのだ。

『部員全員で前回より、もっともっと大きな声で応援する』

ガンバレRKU!

高橋 マリエ
TO WIN!
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土生のドロップゴール(15)