トライに喜ぶ部員達

12点差で再開された後半40分。またしても中央大に先制点を奪われてしまった。ゴ−ルポスト真正面でのペナルティ−。中央大のキッカ−は決めてきた。流経大も負けてはいられない。しかし、後半の初トライを決めたのも中央大だった。流経大のミスからボ−ルを奪い、トライ。このままで良いのか、流経大・・・。後半14分、ついに流経大の流れがきた。ゴ−ル前モ−ルから右サイドを突きバイスキャプテン伊藤がトライ!ゴ−ルキックは失敗したものの、16点差となった。流経大ペ−スで続いて後半20分、わが流経大キャプテン栗原がモ−ルから出たボ−ルをインゴ−ルに持ち込みトライ。一気に10点差に縮まった。しかし、うかれている場合ではなかった。後半20分、流経大のミスからボ−ルを奪われ、20mの独走トライを与えてしまったのだ。

キャプテン栗原のペナルティーキック

運命の笛が鳴りキックオフ。始まって間もない前半2分、ラックから右に突かれ、先制点を奪われた。流経大の客席が一気に静まり返った。今度は、前半16分、ラックからBKに展開され、さらに点数は開いた。流経大も負けてはいられない。前半19分、ゴ−ル前でのペナルティ−を得た。  キャプテン栗原のゴ−ルキックは成功し、どうにか3点を返した。その後、両者ともどもゴ−ル前でのペナルティ−が多く、流経大、中央大ともペナルティ−ゴ−ルを狙った。その結果、流経大618中央大として前半を折り返した。
 後半は、流経大の立て直しを期待した。とにかく先に進みたければ、勝たなければならないのだ。

ノーサイド

『ガンバレ!流経大フィフティ−ン!』  

しかし、またしてもゴ−ル前でも流経大のペナルティ−。中央大は、決めた。これで20点差と差は開くばかり。しかし、ここにきてやっと流経大にチャンスがおとずれた。後半34分、中央大ボ−ルラインアウトで流経大・清水がボ−ルを奪い、ロ−ゲセンがそのままトライ。7点を返し、13点差となった。

 残り時間6分。『ねばって逆転してほしい。』その願いも虚しく、またしても後半36分、中央大がペナルティ−ゴ−ルを決め、そして後半39分スクラムから中央大にトライを取られてしまった。ゴ−ルキックが決まり、ノ−サイドの笛。結果は流経大2548中央大となった。

 数多くの試合の記録を担当してきて、一つ分かったことがある。ペナルティ−が多い方のチ−ムが負けるのだ。そして、今回もペナルティ−の多い流経大が負けた。

 次の試合は、同じく熊谷グラウンドで日本大学と行われる。去年の大雨の中での試合の屈辱を晴らすかのように流経大フィフティ−ンには頑張って欲しい。私たち部員も精一杯の声援を送るので。『ガンバレRKUGO RKU!』

マネージャー

高橋まり絵

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中央大学
流通経済大学
9月29日 (日) 中央大学戦 熊谷グラウンドにて
1,2,3,4,5・・・アップをする選手達
 予報が外れ、夏のような暑い中ラグビ−の関東大学リ−グ戦がスタ−トした。わが流通経済大学の初戦の相手は、中央大学。場所は、龍ヶ崎から電車で二時間以上かかる熊谷グラウンドだ。惜しくも去年、中央大学に敗れたグラウンドと同じである。『今シ−ズンこそは勝つぞ!』ということを部員全員が強く思い、応援にも力が入った。
前へ前へ!マッケンジー(8)
ボールをつなぐローゲセン(6)

グランドを走り回る佐藤(9)

相手が何人だろうが!アグレッシブ永山(12)

果敢に突っ込む伊勢田(2)

決して押されてはならないスクラム