1999年度

1年間を振り返って

主将 関 哲史  昨年の納会で、私が流通経済大学ラグビー部キャプテンに選ばれたことが、すごく最近のように思われます。四年間の中で一番短く感じたのが、この1年でした。
 思えば昨年の三月のオフ期間中、四年生全員に一通の手紙を送りました。
 内容は次の通りです。
 ……しかし、この世界は結果が全てである。だから、今シーズン流経大は未知の世界へ踏み出さなければならない。いや、行くべきだ。いや、行けるのだ。
 上野先生も同じ事を考えている。先生は今年でちょうど10年目になるそうだ。先生自身、今年は監督の首をかけるぐらいの意気込みだ。同時に俺も(みんなも同じだと思うが)大学ラグビー人生において最後の年にかけて、自分で自分を褒められるように、すばらしい結果を残したい。……………
 このような思いで、私は今シーズン戦おうと決意しました。
 そして、シーズンが終わった今、果たして自分を褒めることが出来たかは、疑問が残ってしまう。しかしこれだけは言いたい、四年生を初めとする部員百人は一生懸命やりました。リーグ戦二位という結果を得られたのも、みんなの協力があったからです。そして、その周りで私達を支えて頂いた父母を初めとする、関係者のみなさんにも深く感謝しています。
 最後に、私が後輩達に残す言葉は「情熱」。いかに流経大ラグビーに情熱を持ってプレーできるかが、強くなるために必要なことだと感じました。
 今後はOBとして、流通経済大学ラグビー部の人生を見守っていきたいと思います。

主務 島名 宣行  一年間主務という仕事でいろいろな事を学べました。人を動かすという難しさや、1つの仕事に対する責任感など、自分にとってプラスになることが多かったです。またシーズン中は試合に出場していたので、川島や佐藤(仁)をはじめ下級生のマネージャー陣にいろいろとありがとうといいたいです。また関係者の皆様や保護者の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
 目標は達成することはできませんでしたが、このクラブでこの仲間たちと一緒にやってこれたことは、自分の中での宝です。今後はOBとして裏から流大ラグビー部を応援していきたいと思います。
 最後に、上野先生、四年間お世話になり大変ありがとうございました。流大ラグビー部という誇りを持って、社会でがんばっていきます。
 今後も、流通経済大学ラグビー部をどうぞ宜しくお願い致します。

寮長 城田 正希  今年の目標は、リーグ戦の優勝、大学選手権優勝を掲げて四年を中心に頑張ってきました。目標を達成するには、グラウンドの練習だけではなく、生活面が重要ではないかと考えました。リーダー陣で話し合った結果、四年生に責任を持たせ、下の学年の見本となるように心がけました。例えば、寮の掃除を四年生を含め全員でしたり、土足禁止などを四年生中心に積極的に取り組んでいきました。結果、四年生がやれば、下の学年もついてくることがわかりました。

副将 Brendan Neilson  私はこの一年間、副主将という立場で部の方に関わって来ました。辛い事もたくさんありましたが、リーダーとしての責任から、みんなを勝利の道に導こうと一生懸命努力して来ました。今年はリーグ戦で、今まで勝った事のなかった強豪チームにも勝ち、リーグ戦第二位という戦績をおさめ大学選手権へと駒を進めたのですが、初戦敗退…。本当に悔しい思いをしたと同時に、みんなの目標だった場所『国立』へ連れて行けなかった事に対して、すごく責任を感じ約束を果たせなかった事が心残りです。
 後輩たちは、これからさらに上を目指す事で辛い道を歩む事になりますが、必ず前向きにがんばってください。
 最後に、この4年間大学生活で支えてくれたスタッフ陣にすごく感謝しています。
 私もこれから先、JAPANを目指し頑張って行くので是非応援して下さい。
 Thank you everyone For your support over the past 4 years.

FWリーダー 菅野 泰慎  昨年が大学での最後のシーズンとなりました。当初は、四年間も続くのかと思い、不安だらけでしたが、終わってしまうと本当に早いもの少し寂しい気もします。
 昨シーズンは、後一歩の所で優勝は出来ませんでしたが、リーグ戦を二位という成績で残せたことは、ゲームに出場している部員だけでなく、出られない部員も一丸となり、一年間全員で頑張ってきた結果だと思います。また、その年に、副将として務めたことを誇りに思います。
 四年間という期間は、楽しいことばかりではなく、確かに辛い時期もありますがやり遂げることによって自分に対して本当に自信が持てると思います。四年間本当にありがとうございました。

FWリーダー 友利 玲臣  昨年の12月19日、ノーサイドの笛と共に私は大学でのラグビー生活を終えました。今年度FWリーダーとして立てた目標である日本一のFWを作り、そしてチームを日本一にするという目標は達成できませんでしたが、リーグ戦2位という流経大史上最高の成績を残せたということは、満足できる結果ではないかと思います。そして、もちろん悔いが残る部分もありましたが大学選手権での早稲田戦では、一年間の全てを出しきり、流経大ラグビーを十分にアピールすることが出来たと思います。私達が達成できなかった目標は三年生以下、新主将の横山を中心に達成してくれると信じています。
 最後にFWリーダーとしていたらない部分もあったと思いますが、温かい目で見守ってくださった上野先生を始めコーチの方々、本当に有難うございました。

BKリーダー 野瀬 大輔  昨年度BKリーダーに選ばれた時にBKリーダーとして「自分は何をするべきなのか」という事を考えました。ボール係ならボールの管理やボールの空気入れ、グラウンド係なら荒れたグラウンドの整備や芝生などの手入れ等、沢山の係がある中でBKリーダーは明確な仕事がなく逆に言えば枠にとらわれないいろいろな事のできる係でした。その中でこの一年間自分のしてきた事は、キャプテン、副キャプテンが練習をしやすい環境を作る事でした。その中でも、FWとBKが分かれる練習でBKの事に気を配りキャプテン、副キャプテンをサポートしてきたつもりです。キャプテンは常にチームの事で沢山の事を悩んでいます。新しくBKリーダーになる人は少しでもキャプテンの悩みが少なくなるよう協力してあげて欲しいと思います。そして今年こそ大学選手権一回戦の壁を破って下さい。期待しています。

ウェイトリーダー 久保木 貴紀  ウェイトリーダーになって気付いた事が一つあります。それは、一年生の時に比べると年々みんながウェイトを真面目にやるようになった事です。一部に上がったということもありますが、ウェイトの重要さを体で感じ取ってきたのではないかと思います。
 そこで、ウェイトトレーニングのしやすい、又、やる気が出るような環境を創っていく事が、ウェイトリーダーの役割だと考えます。
 私は主に、ウェイト場の管理、ウェイトノートの管理、ウェイト用具の発注などを行ってきました。一生懸命やったつもりですが、まだ改善しなければならない点が沢山あったと思います。
 今度、ウェイトリーダーになった人には、ウェイトトレーニングのしやすいより良い環境を創るために、頑張って欲しいです。

外務 佐藤 仁  私はこの一年間、外務と言う役職に付かせて頂きました。はっきり言って、波瀾万丈の一年でした。今、振り返ってみると仕事のミスなどで、先生、達さん、陰山さんに迷惑を賭け怒られてしまった事を、この間のように思えます。怒られる度に、「じゃあお前がやれよ」、「俺は選手で練習もやっているんだよ」と、気持ちの中で腹を立てていました。私は、一本目になろうと頑張っているプレイヤーの自分、部を動かして行かなければならないマネージャーの自分と、狭間の中で精一杯やって来ました。練習と仕事の事で頭がいっぱいになり、時々、マネージャーを辞めてやるとも思い、そうしたらどんなに楽になるのかとも思いました。しかし、途中で投げ出すのは嫌なので最後まで何とかやり遂げました。今は達成感より、ホットしたと言うのが正直な気持ちです。マネージャーの仕事と言うのは、何か得するとか、何かの見返りが有るわけでもないのです。その中で、みんなの代表で仕事をしているので、他の人達は感謝の気持ちを忘れずに、言う事を聞いて上げて欲しいです。マネージャーの人達はそれにおごらず、みんなと協力してより良い部活を作って行って欲しいと願っています。今まで有り難う御座いました。

内務 川島 聡  今年度リーグ戦2位、大学選手権出場と好成績を修めることが出来ました。その中で、内務という役につき、主務の島名君、外務の佐藤君、他のマネージャーと共に一部リーグのクラブとしてどのような運営を行っていくのかを考え、行動してきました。
 自分自身、プレーヤーとしては迫力が足りず、活躍できませんでしたが、内務としての仕事を失敗もしながらも何とか頑張れたという点で充実した一年間を送ることが出来たと思います。
 チームが勝利するという陰でマネージャーの仕事がとても重要で大変という事が分かりました。現マネージャーの皆さんもチームのため地道に頑張って下さい。
 最後に一年間、流経大を応援してくれた皆さん、ありがとうございました。

別館寮長 森本 晃司  私はこの一年間別館寮長としてやってきました。別館での部員の生活ぶりは、今年度の初めから言ってきた通り、本館の生活と近いものができたと思います。いろいろ足りないこともありましたが、大きな事故もなくやってこれたので良かったと思います。
 さて、グラウンドの方の目標はというと、残念ながら達成することはできませんでしたが、試合に出ていたメンバーの人達は良くがんばってくれたと思います。流大の実力も強豪チームとさほど差はなくなってきているはずです。来年、今年のチームを超えて、大学の頂点まで行くことを信じています。
 最後になりましたが、上野先生、陰山さん、内山コーチ、荒川コーチ、山田先生、その他の諸先生方、どうもありがとうございました。

レフリールール、少年ラグビー、ウエイトリーダー 土生谷 雅典
レフリールール担当として
 前期は茨城県のレフリー講習会などに積極的に参加しました。しかし、後期は公式戦などで、そういった講習会などに参加できず、若手の育成があまりうまくいかなかった事が今年の反省です。もっと、内ゲバや他校との練習試合で、進んで後輩にもレフリーをやってもらいたいと思います。
少年ラグビー担当として
 今年度は、ドラゴンズJrの指導のほかに、地域の小学校へ行ってラグビーを教えるという新しい取り組みを行いました。ドラゴンズJrと違って全くゼロからの指導ということで、始めは「ラグビーを嫌いになってしまうのでは?」とか、「自分達になじんでくれるのか?」と、いろんな不安がありましたが小学生の笑顔はそんな自分達の不安を吹き飛ばしてくれました。「最初は嫌だったけど、今はラグビーが面白い。」などという声はとてもうれしかったです。
 自分の行動・発言がそのまま子供たちに影響してしまう指導者としての難しさ、子供達と一緒に過ごした時間は、今後、流大ラグビー部にとって必ずプラスになると思います。
ウエイトリーダーとして
 今年は、昨年以上の筋力強化、フィットネスの向上、栄養サプリメント、この3つを軸にウェイトリーダーとして取り組んできました。しかし、昨年からの課題であったシーズン中の筋力の持続という面ではまだまだ改善の余地があったように思われます。この点を来年のリーダーには、がんばってもらいたいと思います。

寮長補佐:佐藤 崇  今年の目標を達成するためにあたって今年から四年生が完全に指揮をとっていこうということになり城田寮長の下で働くことになりました。寮関係はあまり何もしていないように見えますが、全員が住みやすくそして、社会に出ても恥ずかしくないように生活面に気を使いました。例えば、一年生の掃除チェックや寮を汚くしないようにと考えました。その結果、住みやすい寮になったと思います。

部会計:渡辺 義仁  今年度は、ただ単に皆のお金を預かり、銀行に通い、領収書の整理を行うだけの部会計ではなく、部費の節約を年頭におき、部費の管理運営全体をしっかりと考え活動してきました。主な活動内容は、部費の管理(収支)、銀行の諸企業、帳簿管理などと単純なものになってしまいましたが、何か物を購入する際には必ずマネージャーや部員たちと話し合い、慎重に責任を果たしてきたと思っております。そのようなことに頭を悩ませたということは、それだけでもこれからの人生で役に立って行くものと解釈しています。来年度は、今年度のいくつかの反省を活かし後輩達にがんばってもらいたいと思います。

寮会計:伊藤 大明  本年度の流大ラグビー部の方針として、昨年度以上の成績を残すためにはまず、寮生活の改善という所から始まりました。そのため、寮会計としては無駄な出費をなるべく押さえる為に、本年度からコンピューターを導入して徹底的に管理してきました。また、寮費の微収の仕方についても従来の振込み方法から自動引き落としに切り替えました。寮会計の方でも初めての試みだったので、手続きなどの点で父母の方々には大変なご迷惑をおかけしました。
 来年度はさらに徹底した管理を目指し、本年度以上の成績を残せるように頑張ってほしいと思います。

食事調整:熊崎 悠介  食事調整が第一に考えなくてはならないのが、部員全員が、食事をきちんと摂り、体を大きくさせること。それを考えながらやってきました。自炊に始まり、ビストロザミで終わりました。自炊ではグループに別れ朝夜と自分達でメニューを考えて作って、皆も残さず食べていました。常陽フードのチーフとも月一回のミーティングを開き、どうすれば、皆が食事をきちんと摂れるのか考えてきました。ビストロザミもなかなかの出来映えで評判も良かったです。
 自炊・常陽フード・ビストロザミと、これからどうなっていくのか分かりませんが、これからも常陽フードさんとの話し合いを持ちやっていった方が良いと思います。

食事調整:高橋 健一郎  私は今年度から食事調整の係りになり、部員がどうすればラグビーをする上で丈夫な体を作れる食事をとることができるかということを考えてきました。このことに関してまず、寮の食事を改善することが第一に挙げられます。何回も寮の食事を作ってくれている常陽フードさんとミーティングを行い、「少しでもいい食事を」という事になりました。
 確かに、以前よりは良い食事がでているのだが、スポーツ選手としての食事としてはまだまだ役不足と感じられる食事があるのも事実であり、自分の考えとしては何とか今年度改善したかったのですが、周りの関係してくれている人々のことを考えると、部員たちの勝手なわがままだったのかと思えます。いろいろ大変なことが多いかと思いますが、後輩達には、がんばってほしいと願っています。

管理長:鴻巣 悟士  今年は、チーム目標として「大学選手権優勝・リーグ戦優勝」を取り上げてやってきましたが、チームが日本一を目標とするならば、その周りの環境も日本一を目指さなければならないと思い、Aチームがどれだけ気持ち良く練習や試合に臨む事ができるかという事を考えてやってきました。その結果、優勝こそ逃がしたもののリーグ戦2位という今までにない好成績をおさめる事ができたこと、そしてその中で目立ったミスもなくAチームによい環境を提供することが出来たことはとても良かったと思います。それについては、一年生を初め、自分の下で一生懸命働いてくれた三年生・二年生の係りの人達に心からお礼を言いたいです。
 チームが勝つためには22人以外の部員が何かしらに携わっているわけですが、その中でも自分たちの係りが携わっている役割は非常に大きいということを忘れずに、今年自分たちが果たせなかった目標を来年こそは達成してほしいと思っています。

グランド:佐々木 貴之  例年に比べて、今年度はグランドで公式戦を行うことが多かったです。その度に、自分たちにとっても相手校にとっても最高のグランドで試合をさせるということを念頭に置き一年間やってきました。それは試合の時だけでなく、公式戦が始まってもAチームが試合に向けて練習に集中できるようなグランドを作ろうともしてきました。一年生が一生懸命働いてくれた結果、とても試合や練習のしやすいグランドが作れたと思います。
 今年度リーグ戦2位という結果を残せたのも陰でグランド作りに協力してくれた下級生の力が大きな要因の一つとなったと考えています。

ボール管理:佐藤 亮  今年は、昨年度よりもボールの数が少ないため、いつ新球を出すかというタイミングが難しく、菅平では芝のグラウンドでの試合でボールがすぐ駄目になるため管理するのがとても大変でした。
 またボールだけでなく空気入れやピン等すぐ壊れてしまうのがあり、新しい道具が届くまでどのように対処すべきか頭を使いました。そして、試合中や練習中に突然降り出す雨でボールが濡れ泥がつき、それを拭くための雑巾の数も管理しました。

備品管理:宮地 智哉  今年の備品管理は、下の学年(中西、藤井、福井、浅野)が特に頑張ってくれたので私自身が、これをやってくれと言わなくても積極的に働いてくれたので本当に助かりました。
 自分たちの活動の内容としては、寮の倉庫の管理、グラウンドの備品の管理、あと試合の時にシャンプーを持って行く事です。夏合宿やオーストラリア合宿時の備品の用意も私達の仕事になっており、これが一年間の中で一番大変だったように思えます。
 今年の私はあまり役に立つ先輩ではなかったように思います、ですから来年時の備品の長になる人は後輩をしっかり引っ張っていってもらいたいと思います。

ビデオ:山田 雄一  今年のビデオ係の主な仕事は、ビデオカメラ、デッキ、テープの管理、練習や試合の撮影や他大学の試合の偵察、テープの編集などがありました。一、二年生が積極的に働いてくれたので私自身、これをやってくれとか言わなくてもすみました。今年は自分も含め、例年になく部の為に活動できたと思います。
 来年のビデオ長は白幡君になったと聞きました。白幡君には今年の自分がやってきた事をさらに上回るように、係を引っ張っていってもらいたいと思います。友也頑張れ!

記録:田島 厚  今年の記録の活動は、主に流健日報の制作と公式戦と練習試合等の記録、またその整理と管理です。
 流健日報は今年から他の部活と連帯しての活動が増え、仕事に対するラグビー部の負担が軽くなりました。上野先生も積極的に日報の制作に協力してアドバイスや、時には記事になる情報なども提供して下さりました。そうして出来た流健日報は学校内に配布され、なかなかの好評のようです。
 記録の面では来年こそは大学選手権で決勝戦の記録をとり、「優勝・流通経済大学」と書けるように期待しています。

メディカル:戸辺 邦弘  私は今年一年間、メディカル長として部活動に携わった。しかし、メディカルチームを根本的に支えていたのは、荒川コーチと三年生以下のメディカルチームだと思う。今年の活動報告としては、例年通りの諸活動に加え練習時などのテーピング活動の充実があげられると思う。その他にも選手(部員)の身体ケアを考えた指導など私が四年間メディカルに属した中で一番充実していたと思う。今後も現在の安定した基盤に少しでも良くなるような活動が出来るように頑張ってほしい。
 最後に、この文章を読む人たちに一言。メディカルサポーターとは非常に大変な仕事です。自分の時間を削ってもチームのために働いています。その中で一年間、文句の一つも言わずに活動してくれたメディカルメンバー達ありがとう。又、荒川さんをはじめとするメディカルドクターチームの皆さん本当にお世話になりました。最後に、いつまでも仲良く楽しい雰囲気のメディカルチームでいて下さい。

ジャージ管理:染谷 大輔  自分達ジャージ係は、部員全員に清潔なジャージを着てもらうため日頃からしっかりとジャージを管理してきました。  ジャージはもちろん、肩サポーター等も練習試合でも使えるよう管理しチームのためを思い、出来る限りのことをジャージ係全員で行ってきました.自分はあまり仕事をしていませんが、伊藤(3年)や村松等の後輩がしっかりしているお陰で今年はやって来れたと思います。来年も、この後輩達が管理してくれると思いますが洗濯など、部員全員で協力してやっていってもらいたいと思います。

 

第36回 大学選手権大会

慶應義塾大
727
46331925
211730154362943
63205601261076107057413919733

































大学選手権にむけて

監督 上 野 裕 一

 リーグ戦では関東学院大学戦で敗退したものの幸運にも残りの試合に勝利することが出来ました。この結果自体は大変喜ばしいことですが、現時点ではいわば大学選手権の予選会を勝ち、出場権を得る事が出来たということです。昨年度までの二年間は大学選手権で一回戦を突破することができませんでした。今年は何としても新しいステップを踏んでみたいものと考えています。もちろん選りすぐられたチームがひしめく中で、勝ち上がって行くことは容易なことではありません。しかし今年度の我がチームは自分達の潜在能力を十分に発揮する事が出来れば、昨年以上の結果は残せると思いますし、目標とする大学選手権での優勝も決して手の届かないものではないと考えています。あとは、指導者としてプレヤーたちの能力を上手く引き出してあげる事が出来るかどうかがキーになってきます。

 トーナメントを勝ち残るためにはチームの総合力が多分に影響することは自明ですが、勝敗の決め手になる直接的要因はディフェンス力であると考えています。可能な限り失点を押さえる事のできたチームがチャンピオンの栄誉を受ける事になるでしょう。ディフェンス力とはもちろん技術・戦術といったテクニカルな部分での強化は大切ですが、それ以上にプレヤーたちのメンタル面での強化が重要です。第一回戦の早稲田大学はそういった意味からするととても精神的に強いチームですし、メンタル的に準備性のあるチームであるとおもいます。もちろんテクニカル的にみても攻守ともにとても優れたチームであることは間違いありません。我々にとっては全ての戦いが新しい歴史であることは言うまでもありませんが、早稲田大学との対戦は公式戦でははじめてですし、秩父宮という絶好の晴れの舞台で、最高の対戦相手と試合をすることができますので、我々の持てる力を存分に発揮したいとおもっております。

 我々の大学選手権に挑むにあたってのモットーは、”挑戦者の精神を持ち続ける”ということと”自分達の能力を出し切り、最高のパフォーマンスを出す”ということです。リーグ戦ではないハードな戦いになるとおもいますが、今日のゲームは本当に素晴らしかった、観る価値のあるゲームだったといっていただけるような試合にしていきたいとおもいます。そして常にベストなゲームをやっていくことが、本大会を運営・支援して頂いた方々、またゲームを観戦に来て頂いた方々へのお礼になるとおもいます。精一杯戦ってまいりますので何卒御声援のほどよろしくお願いいたします。

 

関東大学リーグ戦 (12/5 現在)
  出場メンバー  その他のリーグ

リーグ戦1部法政関東中央日本流経大東専修山梨
法  政  大
34-16

59-27

17-32

22-27

25-47

58-23

96-8
関東学院大
16-34

34-31

39-22

23-14

48-24

81-0

58-10
中  央  大
27-59

31-34

15-50

21-32

20-49

46-24

44-22
日  本  大
32-17

22-39

50-15

27-35

47-38

52-33

98-21
流通経済大
27-22

14-23

32-21

35-27

27-20

71-3

58-7
大東文化大
47-25

24-48

49-20

38-47

20-27

108-32

53-12
専  修  大
23-58

0-81

24-46

33-52

3-71

32-108

41-31
山梨学院大
8-96

10-58

22-44

21-98

7-58

12-53

41-31

関東大学ジュニア選手権 (11/29 現在)
  出場メンバー

予選リーグ早稲筑波流経東京
早  稲  田
1位グループへ

27-15

37-17

111-0
筑  波  大
3位グループへ

15-27

3-16

78-7
流通経済大
2位グループへ

17-37

16-3

79-0
東  京  大
4位グループへ

0-111

7-78

0-79
 
決勝リーグ体育慶應流経大東
日本体育大
45-17

17-27

19-17
慶應義塾大
17-45

59-13

95-19
流通経済大
27-17

13-59

49-14
大東文化大
17-19

19-95

14-49

オーストラリア遠征 8/28 - 9/15
 
9/13  ○ 54-05 E.ブリスベン (U23)○ 46-35 E.ブリスベン (U21)
9/ 8○ 57-00 Sun Shain Coast Univ.● 12-14 Sun Shain Coast Univ. (U21)
9/ 3○ 17-00 Caloundra Rugby Union     ○ 41-00 Caloundra Rugby Union (U19)

 

阿字ヶ浦合宿日記

副務  滝 美由紀

9月11日(土)  合宿一日目が始まった。2時に部員が宿に着く、宿に着くなりみんなの興味は海の方へ向いている様だ。宿に入り食堂を抜け海の見えるテラスへと出た。お世話になる阿字ヶ浦クラブの社長さんと挨拶をかわして、部屋へと入っていった。相変わらず暑い日が続き、OFF明けの気のゆるみもあるようでちょっぴりだらだらした様子。そのせいか晃司さん(4年)が集合時に部員にビシット言った言葉が印象深い。
 午後の練習は15:15ビーチに集合とのこと、1年生はもうグランド作りのためにグランドへと向かっている。グランドは全く水気のないところで、からからのグランドにも水の巻きようがなく砂ほこりがすごい。今回の合宿に向ける部員の気持ちは少し複雑らしい??菅平合宿時から話の出ていたJr選手権のことで今年はBチームが出るという話がでてから、Jr全員の目標をさだめるところが解らなくなりつつあるようだ。この合宿自体の意味が少しはっきりしていないみんなだが…。
 さて、今日の練習も全て終わった。夜は自由な時間が長いため、それぞれ楽しんでる??様だが、初日の疲れはどっと出ているみたいであった。ご飯は相変わらずのどんぶりご飯!!今日は特に問題もなく一日が終わった。明日も頑張ろう!!!

9月12日(日)  朝から暑い一日だった。ビーチランは一本でもつらいとみんなはなげく。
 昨日の練習メニューとBK、FWが入れ替わっての練習。四条くん(2年)も一生懸命グランドへ向かって走っていた。怪我人は、水くみ部隊でバンで宿とグランドを往復している。バンの運転は熊さん(4年)、初日は伊藤さん(4年)であったが、坂道発進がちょっぴり不安な為交代することになった。午後の練習の途中、水くみに戻る途中、犬を2匹引きそうになったが、犬が駐車場のロープにひかかった為に難をのがれた。
 グランドでは砂ほこりにまみれてみんな真っ黒である。途中1年生の集中が切れつつあり、上の学年はピリピリしている様子。1年生はといえば、菅平の合宿でも何かと仕事も多く毎年大変そうではあるが、今回の合宿はすこし気持ちにもゆとりがあるようだ。まあ、練習の方にはゆとりはないようだが。練習が終わって帰ってくるとみんな海へと入る。結構楽しそうだが、夕方になると水も冷たい。
 そういえば、浜ちゃん(1年)が風邪でダウンしている。早くよくなるように!!
 合宿もあと2日、この合宿が終わると、オーストラリア組も帰国し、いよいよシーズンがはじまるなー。

9月13日(月)  今回の合宿で4年生にとって最後の合宿。
 練習も全て終了し、宿に戻ると合宿恒例の打上げが始まった。いつもは外でバーベキューなどを行なっていたが、今回は座敷で机を囲んで宴会場を作った。コーチを始め4年生を中心に飲んで飲んでの大騒ぎであったが、内容的には合宿最後の良い会になった気がする。学生代表対コーチ陣で朝練をかけての一気飲み大会もまた盛り上った。結果、次の日の朝練は無し!!会も終わりに近づいて、4年生からの挨拶がある。いつもはわいわいやっているだけに真剣な話は、恥ずかしそうであったが、みんな良い言葉を残してくれたような気がする。

9月14日(火)
 今日でこの合宿も終わりだ。
 昨日の勝負により、朝練はなくなって10時の食事でみんな顔を合わせた。
 食事が終わるとそれぞれが部屋にもどり帰る準備を始めている。
 ようやく夏の合宿がおわった。

 

菅平合宿 8/10 - 26
 
25● 31-49 早稲田大●  -  早稲田大●  -  早稲田大 
24  ● 19-59 同志社大● 26-43 同志社大  
22  ○ 35-31 栗田工業○ 40-24 習志野自衛隊○ 40-19 神奈川大○ 14-26 玉川大
21  ○ 36-21 山梨学院大 
20○ 38-7 大阪体育大○ 33-7 大阪体育大 ● 5-70 神戸甲南大
19  ○ 14-12 大阪産業大○ 44-24 大阪産業大
17  ○ 59-5 近畿大● 24-31 近畿大● 31-43 白鴎大 
16  ● 15-20 東京大● 20-25 東京大
15 ○ 19-5 曼茶羅クラブ  
13○ 31-0 三菱自工京都○ 33-12 三菱自工京都  
12 ● 7-14 警視庁 (後半)● 10-26 警視庁 (前半) 

 

前期を振り返って

主将 関 哲史  前回の報告書で私はキャプテンという役職を任される事について、とても不安ではあるが、その分やりがいを感じていると書きました。事実、キャプテンとはそんなに甘いものではありませんでした。特に悩んだのは練習試合においての雰囲気作りでした。リーダーとして、指示を出し全員をまとめていこうという姿勢や、プレーの面で全員を引っ張る事ができなかったら、その日の練習や試合は失敗になるのです。しかし、声を出し指示をする事と、プレーで引っ張る事を同時に行なう事は私にとって困難なものでした。4、5日は、どういう事を言葉で全員に伝えればいいのか、またどうやったら全員に伝わるのだろうかという事を毎日のように考えていました。その結果、私の性格上悩み事を独りで考え込む事があり、周りの人間と話す事がなくなっていきました。その頃私はBチームに落ち、練習や試合はもちろん、私生活まで影響し、何をやってもうまく行かない状態に追い込まれました。こんな私の様子を内山コーチは気がついており、私にアドバイスをしてくれました。それは4年生全員で酒を飲む事でした。その4年生の飲み会で私が強く感じた事は、決してチームは私一人で引っ張っていくものではなく、そこにいた4年生全員がチームを引っ張っているのだと・・・。その日から私自身、肩の荷が下りて、精神的に余裕ができました。そのため今では練習や試合においても調子が上がり、自分のプレーを思い出し、満足いく部分が見えてくるようになっていきました。
 こうして前期を振り返ってみると、私にとってキャプテンとは何をしなければならないのか、また何をしなくていいのかという事を気付かせてくれました。そして、これから夏合宿を迎えるわけですが、前期は十分にプレー面に集中できなかったので、チームの事も考えながら、特に私自身の技術の向上を目標に頑張っていきたいです。また、チームとしてまとまる事ができるのも夏合宿なのでシーズンに向けてまとまりのある強いチームにしていきたいです。
 最後に、初心に戻り、またやりがいを感じてやっていきたいです。

主務 島名 宣行  私生活の改善を目的としてに前期の活動を行なってきました。その中でも3つの課題、寮生活の改善、食事の改善、学校に行くという大きな活動に力を入れてきました。その課題達成のためにリーダー陣で話し合い、様々な対策を立ててきました。現在ではかなり良くなりましたが、まだ改善されたとは言いいきれません。しかし夏合宿を通してもう1度皆に浸透できれば、達成できると思っています。またクラブ目標である"努力を継続できる集団になること"を達成できれば、私達が理想としているクラブができると思います。
 また後期も、マネジャー陣で手を取り合って、目標を達成したいと思います。父母の方々や、関係者の方々には、いつもお世話になり、本当に感謝しております。またいろいろと御迷惑をおかけすることもあるとか思いますが何卒宜しくお願い申し上げます。

本館寮長 城田 正希  今年は、大学日本一という目標を掲げ、日々厳しいトレーニングはもちろんのこと、寮生活の方では、私を中心に、寮生活を改善していき、寮生活のあり方、団体生活の重要さを昨年とは違った視点から考えていきます。
 これから、グランドでは主将の関を中心に、寮では私を中心に一丸となり、目標達成に向けて頑張っていきたいと思います。

 

オープン戦
7/17
7-45
三洋電機 「SANYO RUGBY FESTIVAL」
7/11
5-33
日本大
7/11
5-52
日本大
7/ 3
33-24
帝京大
7/ 3
0-17
帝京大
6/27
27-12
東海大
6/27
24-24
東海大
6/19
17-10
関東学院大
6/19
5-46
関東学院大
6/13
71-19
早稲田大
6/13
26-59
早稲田大
6/13
10-29
拓殖大
6/13
22-33
拓殖大
6/12
31-5
セコム
6/ 6
45-7
東京農業大学
6/ 5
81-0
東京大
6/ 5
14-26
埼玉工業大
5/30
35-33
博報堂
5/30
55-0
常総学院高
5/22
14-25
明治大
5/22
59-21
青山学院大
5/15
10-31
関東学院大
5/15
28-34
筑波大 篠原さんの観戦記
5/3
45-52
習志野自衛隊
5/3
19-7
東北学院
5/3
0-0
福岡大
5/3
79-5
全富山

関東大学リーグ戦 SEVEN A SIDE 6/27
1回戦
12-33
亜細亜大
敗者復活戦
0-55
国際武道大

第1回 東日本大学セブンズ 4/24・25  関東協会 熊谷ラグビー情報 篠原さんの観戦記
決勝トーナメント
17-36
帝京大
予選プール
14-24
早稲田大
予選プール
17-5
仙台大

 

決 意 表 明

主将 関 哲史  今年度において皆様には大変お世話になると思いますが、どうぞ暖かい心で見守って頂けるよう宜しくお願いします。
 さて、私にとってこの一年は今まで生きてきた中で一番、忙しい、悩む、考えるというような年になると思います。全てはこれから始まる事であり、不安な気持ちで一杯です。
 しかし、これからの事は私にとって、非常にやりがいのある事だと思っています。そして、今年度のチーム目標として「リーグ戦優勝、大学選手権優勝」という二つの目標を挙げました。達成するために、5つの具体的な心構えを挙げました。この事を全部員が意識して練習に取り組めば、必ず強いチーム、勝てるチーム、優勝するチームになると今年度のリーダー陣は考えました。その中で「流通経済大学ラグビー部としてのプライド」は、前主将の伊藤 武さんが、今の流経大に必要と感じたもので、私も「プライド」は何をするにも一番大切なものだと思っています。そして、キャプテンと部員との信頼関係を築いていきたいです。この関係が成り立って始めてきびしい事を言って、私の考えを伝える事ができ、部員が理解してくれると思うからです。そこに信頼関係がなかったら、ただ口うるさいキャプテンになってしまいます。従って、この事は私が一番始めにやらなくてはならない事の一つです。
 最後に、四年生は全員同じ事を思っていると思いますが、今年は学生として最後の年という事で頑張り、良い思い出を作りたいです。ですから、私の全てを賭けて勝負するつもりです。国立には、必ず応援に来て下さい。

副将 菅野 泰則  昨年味わった悔しさをバネに、今年は大学日本一、リーグ戦優勝を目標として一年間頑張りたいと思います。FWのセットプレーの強化、個々の当たりの強さ、精神面。現時点では、課題は多々ありますが、部員全員の意思統一。日々の練習での向上心。どんな試合でも決してあきらめない、勝つことへの執着心。自分におごらずに謙虚な気持ちを持ってプレーすること。そして、流経大ラグビー部員である事に誇りを持つ事。これを部員全員が理解し、練習または試合に臨める様に浸透させていきたいと思います。

副将 Brendan Neilson  昨年、一昨年と2年連続で関東大学リーグ戦5位、大学選手権一回戦敗退と悔しい思いをしました。しかし、今年はその経験と悔しい思いを忘れず、関東大学リーグ戦優勝、大学選手権優勝を目標とし、それを実現できるよう、キャプテンの関を先頭にチーム一丸となって精一杯頑張りたいです。自分としては、大学生活最後の年なのでベストを尽くし、最高の年にしたいと思っています。

BKリーダー 野瀬 大輔  今年は「リーグ戦優勝、大学選手権優勝」という目標を立てました。この目標を達成する為、どうすれば大学日本一を獲れるか、どうすれば強いチームができるかという事を考えながら日々トレーニングに励んでいます。昨年のチームは本当に良いチームでした。昨年の目標であった国立へいくだけの力はあったと思います。しかし、目標は達成されませんでした。どんなに良いチームでも試合で負けてしまえば意味がありません。大学選手権で優勝する為には一度も負けられません。だから、今年は良いチームではなく、強い負けないチームになれるよう日々努力していきたいと思います。

FWリーダー 友利 玲臣  昨年「国立へ行こう」を合い言葉に伊藤前主将のもと、リーグ戦を戦い、そして大学選手権への出場を果すことはできましたが、一回戦京都産業大学に敗れなみだを呑みました。この試合を終えて、やはりFWの重み、そしてFW戦に賭ける意識の差というものを感じ、その差を埋める為には、これまで以上のFWのレベルアップが必要だと痛感しました。今年は、日本一のFWに成るべく更なるレベルアップを図り、「大学選手権優勝」という目標に向かって日々努力していきたいと思います。

ウエイトリーダー 土谷生 雅典 今年は、大学選手権優勝というチーム目標を掲げました。一週間の練習でウエイトトレーニングは半分の時間を使っているのですが、前々からの悪い習慣で、部員達の中でウエイトトレーニングを軽視してしまうことがありました。しかし今年は、チーム目標達成の為に我々ウエイトリーダーは、フィットネス、ウエイト、サプリメント、以上の3つを重要視し、試合シーズンに個々が最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートしていきたいと思っています。

主務 島名 宣行  今年は私生活の改善を前提にクラブ目標として「努力を継続できる集団である事」と挙げました。その理由は、私生活もグランドとつながっていて、人間形成の重要な場であるからです。学生の私達がやらなくてはいけない事、流大ラグビー部の一員としてやらなくてはいけない事は何か?といった状況判断を養うと共に自己の確立をしていきたいと思っております。私自身、主務として、プレヤーとして今年一年、一生懸命頑張る所存でございます。皆様にはいろいろとお世話になることと思いますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

外務 佐藤 仁  私は、昨年のシーズン前に、前主務の中山さんに言われ、副務になる事を決めました。
 最初はとても悩みました。この仕事を引き受けたら自分の時間がなくなってしまうと思ったからです。しかし、考えてみると高校からラグビーしかやっていないなと思いました。このままで社会に出ても、ただの世間知らずで終わってしまうと思い引き受ける事にしました。今年は四年生になり、外務という役職に就きました。主に対外試合の予定など、外向的な仕事を行います。外務という名前に負けないように頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします。

内務 川島 聡 今年度、ラグビー部の内務として責任ある役職を任され、主務の島名君、外務の佐藤君以下、副務の皆さんと共により良いクラブ活動を運営していきたいと思います。
 また、一人のプレヤーとして大学最後の年なので少しでもチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。一年間宜しくお願いします。

本館寮長 城田 正希  今年は、「リーグ戦優勝、大学選手権優勝」という目標を決めました。その目標を達成するためには、私生活、寮生活が非常に、重大になってきます。その中で自分がしなければならない事は、寮生活において、良い見本となってより良い寮生活がおくれるよう全員をリードしていかなければなりません。それを行っていくには、まず自分が変っていかなくてはなりません。悪い事は悪いとはっきり言える人間になり、人に厳しく、自分にはもっと厳しくしてこの一年間やって行きたいと思います。

別館寮長 森本 晃司  私の仕事は主に、別館の管理と、寮長のサポート役として、寮長とともに、部員の私生活を良い方向へと導くことです。今年は、「リーグ戦優勝、大学選手権優勝」という目標を掲げました。その大きな目標を達成するには、今まで以上に私生活が重要になって来ると思います。流大ラグビー部も、世間に目を向けられるようになってきました。そんな中で、みんなが流大ラグビー部員として、プライドを持った行動ができるよう、寮長とともに頑張りたいと思います。

 

流通経済大学ラグビー部の学生に期待するものって?

監 督  上 野 裕 一

 1998年度末の報告書をまとめており、監督の挨拶ということで、400字程度の文章を作成するようにとの要請がマネージャーからきた。これまで我がラグビー部では年間の報告書として、前期、後期二度、各父母、現役部員、新入部員またOBの母校の先生方、本学関係者、OB諸氏、協会でお世話になっている方々、寮関係や合宿時にお世話いただいている方々に対して報告をさせていただいている。当初はこのような報告書作成を指導してきた時期もあったが、現在では事務局の陰山君を中心にマネージャー陣が独自に進めている。したがって、冒頭に記したようにわたしの予期せぬ時にかようなことが依頼される。さらに、これらの発信物の存在さえ忘れた頃に、お礼の言葉をいただいたりすることもある。こんなときには少々照れ臭い思いもあり、マネージャー陣が勝手にやっていることですからなどと言い訳したりもしている。
 かねてから、年度はじめのミーティングで新リーダーに伝えてきていることは、良いクラブ作りを目指そう。ただこの一点である。チームはグランドでの競争の場。したがって、競技者として実力があるものが最優先される。しかし、クラブは学生として、あるいは社会人として生活そのものが大切であると話している。格好つけかもしれないが、当り前のことであり、当り前のことがなかなかできないのが世の中であるといってみたりもする。回りの人から思いやりのあるいい奴だとか、頼りがいのある奴だとかといわれるプレヤーが育っていくことが、本来ラグビー競技が目指してきた理念であると理解しているし、時代背景が変わっても、変えていいことと変わってはいけないことがあると思っている。単にラグビーをやっているからといって、技術論ばかりに終始するのはよろしくないと思う。そんな意味でも、今後の彼等の努力に期待したいものだと考えている。
 1999年度のクラブ目標として、学生たちは自己管理、自己開発の改善を念頭に掲げ、まずはライフスタイルの見直しからといってはりきっている。心から頑張ってほしい。
 ところで、先日のミーティングで、学生たちに自己管理というならば、日直に起床を頼むのは止めて、自分の目覚ましで起きることにしたらといってみたら、皆頼りなげな顔つきをしていた。さて、先々どうなることやら?????