1996年度

一年を振り返って

主将 :森元 正博 2部全勝優勝、1部昇格を目標にして今年1年間がんばってきました。前期においては、3月21日〜4月3日までニュージーランドにて遠征合宿を行い、ピーターコーチにラグビーの細かい基礎から、戦略、フィットネスの重要性などを教わり、成果のあるものになりました。帰国後、私達はニュージーランドで教わった練習を取り入れ、走り込みや基本プレーを中心に練習してきました。
後期においては、走り込み中心の青森合宿を皮切りに、菅平合宿で行った練習などで、メンバーをセレクトしていき、公式戦に望みました。その結果2部リーグでは優勝でき、入れ替え戦に出場することができました。試合の1週間前には、ピーターコーチに再度来日してもらい、ご指導をして頂き、万全の態勢で国士館大学との試合に臨み、目標でした1部昇格を果たすことができました。

主務 :小林 宜義 1部のチームに勝つためには、一部のチームのマネージャーに、あらゆる面で勝っていなければ、まずチームは勝てないと思っていました。そのことをずっと心の中で思い、一生懸命やってきました。また、強いチームづくりそして、なにより、良いクラブづくりを目標にしてきました。私はこのクラブの良いところは、部の中で上下関係がほとんどないことだと思います。逆に、こういった状況で下級生をどう指導していくかが悩みの一つでもありました。また、ニュージーランド合宿や夏合宿ではより一層充実した合宿にするため、ミーティングを重ねて夜遅くまで話し合いました。マネージャーとして自分自身、努力してきた結果、チームの目標が達成できたことは大変喜ばしく、これからの自分自身の大きな自信につながりました。

寮長 :宮川 賢一 1部昇格をめざし、グランドでの練習は主将の森元に、そして寮は私を中心として行ってきました。目標達成のために練習はもちろんのことですが、その前に生活を乱さないことと、寮をいつも清潔に保つことをモットーにこの1年間やってきました。シーズンも半ばになる頃に、顧問の荒木先生のほうから寮のあり方、また、寮の使い方の指導を受け、もう一度部員全員が寮での規律正しい生活を再確認することができました。その結果といったらおかしいかもしれませんが、1部との入れ替え戦では、勝利をものにすることができました。私自身、今まで継続してきたことが、結果として現れたことは、大変うれしいことだと思いました。
来年度は1部という舞台で試合をしていくわけですが、今年以上に寮に気を使い、清潔に使うことで、より以上の力を発揮できると思っています。

フィットネスリーダー :佐藤 拓也 1年間をと通じて、ゲームで怪我をしない体作り、コンタクトプレーの強化を目標とし、週3回のウエイトトレーニングを実施しました。選手1人1人が効率よく、集中してトレーニングできるように、フィットネスコーチである荒川さんと話し合い、メニューを組んできました。現在の大学ラグビーで勝つためには、いかにウエイトトレーニングが大切かを、フィットネスリーダー陣で考え、選手達に話をしてきましたが、それでも真剣にトレーニングに取り組まない人がおり、その人にはリーダー陣で厳しいことを言ってきました。今年1年フィットネスリーダーをしてきて、ウエイトトレーニングの大切さを痛感したので、来年度もより一層、リーダー陣を中心にウエイトトレーニングの大切さを考え、1部でも通用する体作りをしてもらいたいです。

グランド係 :渡辺 知宏 この1年間、ほとんど毎日といって良いほど使用するグランドを整備し、管理してきました。いかに、みんなが気持ちをいれ練習に望めるよう私を中心とするグランド係は、ゴミのないグランドを目標としてきました。今年は、夏休みにグランドの改修工事があり、シーズンに入る前には大変充実したグランドができあがり、グランドの充実とともに、私達も気を引き締め、今まで以上の整備・管理を行うよう心がけてきました。グランドはチームの顔といえるものなので、練習試合はもちろんのこと、公式戦のときは1・2年生総動員で行い、メンバーが気持ちよく試合ができるようなグランド作りをしてきました。このすばらしいグランドをこれからも保ち続けていきたいと思います。

財務 :遠藤 嘉章 今年は、部費を値上げしましたが、そのためか、部の運営がスムーズに運び、部員全員が気持ちよく試合に望め入れ替え戦でも勝利することができました。

メディカル係 :落合 浩紀 1部昇格という目標の元で、厳しい練習をしている選手たちに、怪我や風邪はつきものです。それをいかに早く癒せる環境を作ることを1年間やってきました。また、怪我予防のためテーピング講習会を幾度となく受け、テーピング技術向上をめざし、常に部員の健康を見つめてきました。万全な体調で練習に望むには、本来であると個々の自己管理が必要となりますが、団体生活をしているため、私達に予防できるならばと思い部員をサポートしてきました。

備品係 :島田 力 私達は、部で活動していく中で、何気ないキックティー、水用具、タッチフラッグ、タックルダミーなどを管理してきました。数が足りる、足りないという単純なものではなく、今この状況で何が必要か、何があったら便利であろうかと、深いところまで追求してきました。普段何気に使っているものでも、いかに練習や試合に万全な態勢で望めるかを考え、徹底した管理を行ってきました。

ジュニアリーダー :田中 秀明 1年間、シニアチームのレベルアップ、良い刺激となる選手をキャプテンを中心とする幹部に推薦したり、Jrチームのレベル向上を常に意識し、練習を行ってきました。今年は、帝京大学との練習試合で勝つことができ、Jrチームにとって良い経験となり、シニアチームにとっても良い刺激となったと思います。下のチームから上がる人もいれば、やはり上から落ちてくる人もいます。1番の悩みは、上から落ちてきて気が滅入っている部員をいかにやる気を持たせ、練習に取り組ませるかでした。1年間を通してシニアチームが目立ちがちになり、ジュニアは楽だというイメージをなくしたかったので、私自身に対し部員みんな色々な意見はありましたが、自分の意志を貫き通せたと思います。

食事調整係 :宮川 賢一 普段の生活において一部昇格を目指す私達にとって、食生活というものは大変重要なものです。いかに部員みんなが、ご飯をおいしく食べ、なおかつバランスのとれた食事を取れるかを考え献立を自分達自信でミーティングを重ね、作成し、食堂の方とコミュニケーションを取り合ってきました。後輩諸君には、これからも部員のことを考えてより良い食事を取り、バランスの取れた食生活を送ってほしいです。

広報係 :浅川 高歩 広報係では、年間の公式戦をはじめ、オープン戦、夏の練習試合などの経過と結果をまとめてきました。また、早朝、流健日報(流通経済健康日報)を作成し学内をはじめ、市役所などに配布してきました。記録の仕事をすることによって、チームのパターンや様子、皆の努力の跡がつかむように良く分かりました。新聞の記事では、生活について、健康について、人間のからだのことなど自分にとって大変勉強になり、有意義な仕事でありました。私達は来シーズンも今までの努力の足跡を大切に残すためにがんばっていこうと思います。

少年ラグビー :谷口 一、 井元 洋介、 石山 大亜 毎週日曜日の午前中に3時間程度の練習を行いました。練習内容は、ランパスやタックルで、去年まですることができなかったチーム内での試合も、人数か16人から26人になったことにより、毎週紅白戦を行うことができるようになりました。また、夏には初の合宿(菅平高原)を行い、子供たちも期待と緊張感を味わうことができ、良い経験になったと思います。来年度は、10月下旬に行われる茨城県内の交流大会に向けて、子供たちがラグビーをより楽しめるような指導をしていきたいと思います。

 

 

関東大学リーグ戦 2部

2 部
流経
東洋
山梨
拓殖
創価
立正
防衛
東農
勝敗
流通経済大

15-13

15-33

25-17

22-16

59-0

54-10

58-9
6-1
東  洋  大

13-15

12-11

28-26

38-32

28-7

95-3

73-8
6-1
山梨学院大

33-15

11-12

46-32

49-3

25-29

79-12

84-5
5-2
拓  殖  大

17-25

26-28

32-46

51-10

64-19

78-29

49-24
4-3
創  価  大

16-22

32-38

3-49

10-51

27-12

50-8

25-6
3-4
立  正  大

0-59

7-28

29-25

19-64

12-27

39-20

22-17
3-4
防  衛  大

10-54

3-95

12-79

29-78

8-50

20-39

6-5
1-6
東京農業大

9-58

8-73

5-84

24-49

6-25

17-22

5-6
0-7

 

 

後期オープン戦

9/2848-21帝京大
12-12帝京大

 

 

菅平合宿

8/3044-00
53-07
8/2937-00摂南大
64-00摂南大
17-31八千代国際大
8/2778-00追手門学院大
52-14仙台大
8/2659-00徳山大
63-00中部大
53-00中部大
8/2412-07愛知学院大
48-35桜美林大
8/2364-12龍谷大
12-21立教大
78-12東京国際大
8/2233-43武蔵工業大
8/2114-37関東学院大
36-17獨協大
8/2026-24延世大
14-15延世大
31-05天理大

 

 

前期を振り返って

主将 森元 正博 昨年12月の入替戦から半年が経ち、3月よりニュージーランド合宿を行うことで、今年のチームスタイルをつくることができました。日本に帰ってからも基本練習、フィットネスを中心とした内容で、部員100人が1部昇格に向けて日々努力してきました。同じ練習を繰り返すことによって、どうしても集中力が欠けてしまう時もありましたが、こういった練習がシーズンの最後には身を結び目標達成ができることを信じています。夏合宿は、青森(弘前)をフィットネス中心として、菅平はユニット、ゲームという2つの課題を軸に取り組んでいきます。これから夏合宿で今までの成果が出るように充実した期間にしたいと思います。

副将 権藤 克博 昨年は入替戦で敗退し、その要因の1つであるフィットネスの重要性を痛感しました。今年は1部昇格を達成するために、例年にない厳しい朝練習を行いました。フィットネスの充実とともに、基本プレーの徹底を見直し、日々の練習メニューの中に組み入れました。その結果、怪我人が出たときもありましたが、個人個人のスキル向上は確かなものになりました。今後は、青森合宿、菅平合宿を通じてさらなるフィットネス、基本プレーの向上とともに、他のチームと試合をしていく中で、勝つためのチーム作りを目標に、がんばりたいと思います。

主務 小林 宜義 一部に昇格するためにはどうすればいいのか考え、そのためには全ての面において、一部の大学より勝っていなければならないと思い、部員一人一人が基本に戻り、意識を高くもって練習、寮生活、私生活を送るように部を運営してきました。また、より良い部活動にするためにミーティングの機会を多く設け、リーダー陣、マネージャー陣で、練習、寮生活、私生活、食事について話し合ってきました。後期はリーグ戦に向けて前期で行ってきたことを生かし、全部員が協力し、一丸となってチャレンジャー精神を忘れずにがんばっていきたいと思います。

主務補佐 田中 秀明 今年は、何事についても再検討していかなければならないと考えました。それは、私自身入学してから4年目ということもあり、当たり前としてきたことを、あえて当たり前と考えないようにすることと、良き伝統をしっかり残すことで、流大ラグビー部を一層良い部へしたいということを、考えなければならないと思ったからです。例えば、なぜ毎日点呼をするのか、しなければどういう問題が起こるのか、また今、部員の気持ちは一部昇格という目標としっかり向き合っているのか、日々何かに疑問を投げかけ問いただす、そんな毎日を過ごしてきました。また、生活の大部分を占める寮生活について、マネージャーと寮関係のスタッフで力を合わせて、居心地の良い環境で生活できるためにと週一度のミーティングを意義あるものにしてきました。後期は、部員100名が一部昇格を果たせるために、円滑に運営していきたいと考えています。

寮長 宮川 賢一 今年こそは一部昇格を絶対の目標とし、規則正しくけじめのある生活を送っていく様、グランド同様、寮内での生活姿勢についても厳しく行っていこうというスローガンを立てました。また、健康管理として、食事の栄養バランスを考え、料理長と話し合いをしてできるだけ部員達の要望にこたえられるよう努力しています。そして、より良い環境の中で生活していこうと1〜4年生まで全員で常日頃から心がけるようにしています。そして、秋には始まるシーズンに向けて、ベストコンディションで望めるように、精一杯部員達を統率し、がんばっていこうと思います。

寮長補佐 青野 友輔 今年度の一部昇格するためには、まず寮の生活から改めていかなければならないと思い、寮を常にきれいにする、整頓をしっかりする、食事の改善といった毎日の生活から見直してきました。また、毎週リーダー陣が集まってミーティングを開き、チームをより良いものにしようと努めてきました。後期から始まるリーグ戦、入れ替え戦での勝利にむけて、万全の体制で臨めるように、部員一丸となって臨めるように寮を運営していきたいと思います。

 

 

前期オープン戦

6/3007-28帝京大
45-07帝京大
6/2344-33国学院大
6/1622-29玉川大
17-40筑波大
6/0944-07東京国際大
5/1917-19明海大
55-33八千代国際大
4/2870-05八千代国際大
59-00八千代国際大